はじめに:2100万円の奨学金と、僕の恋愛スペック
私は身長168cm、独身30代。高校2年で父を亡くし、そこから母子家庭で育ちました。
3浪の末に6年制の大学へ進学し、国家資格を取得してストレートで卒業。
その代償として、奨学金という名の「借金」2100万円を背負っています。
私についてはこちらの記事を読んでください。
先日、マツコの知らない世界で放送された30代の婚活の世界を見て、婚活をしたいと思いました。
社会に出て数年経ちましたが、恋愛市場でこのスペックがどう評価されるのか、気になります。
この記事では、「借金=恋愛市場での価値の低下なのか?」という問いについて、統計データと私のリアルな体験を交えて深掘りしていきます。
奨学金2100万円は重すぎるのか?
まず、私の借入額は一般的な水準と比べて極めて高額です。
日本学生支援機構(2023年)によると、大学生の奨学金平均借入額は約313万円。
つまり私はその約7倍の借金を背負って社会に出たわけです。
返済期間は人によって異なりますが、多くの場合15年〜20年に及びます。
当然、日々の生活・貯金・恋愛にも影響が出ます。
データで見る:借金持ちの恋愛・結婚市場での立ち位置
1. 奨学金が結婚や恋愛に与える心理的影響
2025年5月9日に報告された大和総研の調査によると、いまや2人に1人が奨学金を借りているといわれています。
そして奨学金を返済中の若者は、結婚や出産に慎重な傾向があるとされます。
- 貯金ができない
- 生活に余裕がない
- 相手に「負担をかけるのではないか」という不安
こうした理由から、晩婚化・未婚化との関連性も指摘されています。
私自身、婚活をまだ始めていませんが「奨学金が2000万円超です」と正直に伝えると、反応がガラッと変わりそうです。
普段、友人たちからは「頑張っているね」や「大変だね」と言ってもらえますが、結婚となったら話は別になるでしょう。
2. 女性が男性に求める“経済的安定”とは?
2025年4/gatu
19日に投稿されたIBJのブログでは、女性が結婚相手に求める条件の上位には以下が並びます。
- 安定した収入・経済力
- 人として信頼できる誠実さ
- 価値観やライフスタイルの相性
つまり、「借金がある男性」は恋愛市場で一定のマイナス評価を受けるのは事実です。
ただし、それが“全否定”というわけではありません。
3. 借金持ち=不利、ではない条件とは?
次のような条件が揃っていれば、借金(特に奨学金)への理解は得られやすいと思っています。
- 医療・福祉・教育などの国家資格職
- 安定した雇用・公務員など
- 副業収入など“返済計画”の裏付けがある人
- 借金=「自己投資」であると説明できる人
私は、国家資格を保有しており、食いっぱぐれることはないと思っています。
また、奨学金返済も計画的に行っているため、その実績をしっかり見せられれば、「それなら」と前向きに見てくれる方もいると信じています。
4. SNS・婚活アプリでのリアルな声
X(旧Twitter)や婚活ブログでは、こんな意見が散見されます。
ネガティブ派:
- 「奨学金でも借金は借金」
- 「家庭を持つなら、経済力は最重要」
- 「返済が終わってからにしてほしい」
ポジティブ派:
- 「一緒に返していけばいい」
- 「学費が高すぎる社会が問題では?」
- 「中身と将来性を見たい」
世間の声は厳しさもありつつ、すべてを否定するわけでもないと感じています。
借金持ちの“恋愛戦略”とは? 私の実践例から
私は現在、奨学金を一括返済するつもりはありません。
奨学金を返しながら、貯蓄・投資も少しではありますが行っています。
こうしたことを、説明できることが恋愛でも信頼につながると考えます。
「借金=リスク」ではなく、
「計画性がある=信頼材料」へ変えることができると思っています。
これから奨学金を借りる人・返済で悩んでいる人へ
私のように突出した借入額(2100万円)であっても、返済制度とキャリア形成を両立させることで、恋愛・人生に前向きに向き合えます。
大切なのは、
- 嘘をつかない
- 自己投資としての借金であることを説明する
- 未来への行動を見せる
伝えるタイミングは重要だと思いますが、奨学金を隠さず、「それでも前向きに生きている」ことを伝えましょう。
まとめ:恋愛市場で「借金=価値ゼロ」ではない
借金があるからといって、恋愛や結婚を諦める必要はありません。
大事なのは、「借金の種類・理由・返済計画」を自信を持って語れるかどうか。
私は、弱者男性でありながらも、ブログを通じて少しずつ自己改善を進めています。
その姿を見て、誰かの励みになれればと思っています。
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