朝活は無理にしなくていい。私が実践する「隙間時間」で自分時間を確保する方法

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はじめに

朝活ができない。それでも「自分時間」が欲しかった。

「成功する人は朝の時間を有効に使っている」

SNSや書籍でよく見るこの言葉に、私は何度もプレッシャーを感じてきました。
でも、正直に言います。私は朝がとても苦手です。

私は高校2年生の時に父を亡くし、母子家庭で育ちました。家計を支える余裕もなく、大学卒業までに2100万円以上の奨学金を借りました。しかも、3浪してようやく合格したのは6年制の私立大学。大学をストレートで卒業し、資格は手に入れたものの、卒業した時には「多額の借金を抱えた社会人1年生」になっていました。

毎月の返済、生活費、仕事のストレス──すべてが重くのしかかり、朝活なんてする余裕はまったくありません。

でも、心のどこかで焦っていました。

「このままじゃ、ずっと貧乏なままじゃないか」
「もっと勉強して、稼げるようにならないと」
「人生、負け組のままで終わってしまう」

そんな思いに押されて、何度も朝5時に起きようとしました。でも続きません。寝不足がたたって仕事のパフォーマンスが下がるし、結局夜にリバウンドしてしまう。

だから私は、「隙間時間」を活用する生き方に切り替えることにしたのです。


私が実践している「隙間時間」の見つけ方と活用法

「1時間まとめて時間を取る」なんて、社会人にはなかなか難しいです。
だからこそ、細切れの5分〜15分を「自分時間」として活用しています。

通勤中・移動中は「耳で学ぶ」が基本

私は通勤中、YouTubeを活用しています。
画面を見ることのできないときは声のみで情報を得られるチャンネルを聞くことで目を使わずに学んでいます。
隙間時間に情報収集や思考整理ができるのが大きな魅力です。

そしてなにより、仕事前に労働のモチベーションが上がります。
仕事が終わった後に実施すると家に帰ってからの作業や勉強へのモチベーションにもなります。

さらに、たった5分の隙間時間になにかやるだけでも、1日何もやらなかった罪悪感がなくなります。

頑張っているという自己肯定感の高まりが、次の一歩を踏み出す力になります。

今後は、VoicyAudible(Amazonの音声書籍サービス)にも手を出していきたいと思っています。


昼休みで「書く・考える」

昼休み、行儀は悪いですが1人で食事を取るときはメモアプリを開き、ブログのネタ出しや日記の下書きをしています。
完璧に書こうとせず、とにかく思ったことを言語化するだけ。それだけで心が整ってきます。

今はiPhoneのメモを使っているだけですが、将来的には「Notion」や「Evernote」などのアプリの使い方を勉強して活用していきたいです。
考えをストックしておけば、あとから副業や自己分析にも役立ちます。


夜の“スマホだらだら時間”を「作業時間」や「勉強時間」に変える

帰宅後、気がつくと1時間以上YouTubeやSNSを見てしまう。そんな日々を過ごしていました。
でも、ふと「この時間は非生産的すぎる!!」と思ったんです。

そこで、ブログを作成する作業時間簿記、英語などの勉強時間に充てるようになりました。
時間だけは唯一平等に人に与えられています。
その中で、停滞・退化する時間の使い方ではなく、成長する時間の使い方をしようと思いました。

ただし、ここで「絶対にやる!」というルールにしてしまうとやらなかった時の自己嫌悪がすごくなります。
仕事が早く終わって時間に余裕があるときや、体力的に余裕があるときだけやるという緩いルールで私はやっています。

気楽に少しずつ。1日半歩でも進めばいい。
このスタンスが私には合っています。


「まとまった時間」がなくても、人生は変えられる

私は今も、総額2100万円以上の奨学金を少しずつ返済しています。一括返済の予定もありません。

でも、「少しでも前に進んでいる」という実感があるから、不思議と心が折れません。
あの頃の私──貧困、母子家庭、弱者男性としての劣等感に悩んでいた私が、少しだけ自己肯定感を挙げられているのは、隙間時間を見逃さなかったからです。

人生は、「一発逆転」で変わることは少ないです。
でも、小さな一歩を重ねることで、確実に変わっていきます。


まとめ:朝活ができなくても、あなたの時間はある

「朝活ができない自分はダメだ」
「時間を無駄にしている自分が嫌いだ」

そう思っていた過去の私に、今ならこう言えます。

「朝に強いかどうかなんて関係ない。あなたにも“自分だけの時間”がある。」

奨学金返済に追われながらでも、母子家庭出身でも、弱者と呼ばれ続けていても、
自分のペースで進めば、必ず未来は変わります。

塵も積もれば山となる。
あなたの「今ある隙間時間」が、人生を変えるための最初の武器になります。

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