貧乏でも行動したい君へ。100日間ブログを書いて見えた「努力が報われない現実」と、その先にあった光

人生論・貧困・奨学金

こんにちは、奨学金男です。

気づけば、私はこの100日間、毎日ブログを書いてきました。
きっかけは、ある一冊の本──大塚あみさん著の『#100日チャレンジ』でした。
「100日続ければ人生が変わる」
そんな言葉にすがるように、私はキーボードを叩き始めました。

結論から言うと、
100日書いても、アクセスはほとんど増えませんでした。
「努力は報われる」と信じていた私にとって、それは残酷な現実でした。

けれど、この100日間で得たものは、数字では測れない“確かな気づき”でした。
この記事では、同じように貧困や苦しさの中で「何かを変えたい」と思っているあなたへ、
私が100日間で見つけた“本当に意味のある努力の方法”をお伝えします。


努力しても、何も変わらない現実

私のように、貧困や借金の中で生きている人なら、
「何かを変えたい」「抜け出したい」と思ったことがあるはずです。

でも、現実は冷たい。
どれだけ本を読んでも、どれだけ動画を見ても、
「行動することが大事です」なんて言葉を聞いても、
結局、人生は変わらないままです。

私もそうでした。
2100万円以上の借金を抱え、働いても働いても減らない借金。
そんな中で始めたのが、このブログでした。

「とにかくやってみよう。100日続けたら、何か変わるかもしれない」
そう信じて、パソコンの前に座り続けました。
でも現実は──甘くなかった。


何もしないままだと、一生このまま

もし、あなたが今も「何かを始めたいけど、どうせ無駄だろ」と思っているなら、
それは危険信号です。

なぜなら、「動かない人間」は、時間とともに希望を失うからです。

私は、かつての自分がそうでした。
スマホでSNSを眺めては、「みんな努力してて偉いな」と思いながら、
結局、自分は何もしていない。
その繰り返し。

いつしか、“努力する勇気”すら失っていく。
そして、”自己肯定感”も失っていく。

貧困とは、単にお金がない状態ではありません。
「変われる」と信じる力を奪われること。
これこそが、最大の貧困です。

だから私は、100日間だけでも「自分を信じる練習」をしたかったのです。
結果がどうであれ、「やった」という事実だけは手に入れたかった。


気づいたのは、「続ける」こと自体に意味はないということ

100日間、毎日更新を続けて気づいたのは──
「書き続けるだけでは、意味がない」ということ。

最初の1か月は、正直、楽しかったです。
自分の過去、貧困の現実、奨学金のこと、母との生活。
思い出を掘り起こすように、キーボードを叩く日々でした。

でも、30日を過ぎたあたりから、ネタが尽きてくる。
何を書いても反応がない。アクセスはゼロの日も多い。
「誰も読んでないのに、これ意味あるの?」
そんな虚無感が、毎晩、私を襲いました。

しかし、ある日気づいたのです。
「続ける」ことはゴールではなく、“スタートライン”なんだと。

100日間でようやく、
「ブログをどう成長させるか」を考える段階に立てた。
ただ書くだけでは、何も始まっていなかったんです。


目的を持って、PDCAを回せ

では、どうすれば「意味のある努力」になるのか。
私が学んだ結論は、たった一つです。

ブログも人生も、PDCAを回さない限り、成長しない。

P(Plan)計画を立てる

何のために書くのか。誰に届けたいのか。
「書くこと」が目的になると、必ず続かなくなります。
たとえば私は、「貧困や奨学金で苦しむ人に、“孤独じゃない”と思ってほしい」という軸を決めました。
そこから、ネタやテーマを考えようと決めました。

D(Do)実行する

とにかく書く。でも「方向性」を持って書く。
たとえば、Google検索で「奨学金 返せない」「貧困 抜け出す」と調べ、
実際に悩んでいる人がどんな言葉を使っているかを見る。
その“リアルな痛み”に寄り添う記事を書く。

C(Check)分析する

アクセス数が少ないのは、タイトルのせいなのか、SEOなのか。
読まれない理由を考える。
数字は残酷ですが、「現実を直視する力」が成長の第一歩です。

A(Action)改善する

書きっぱなしにせず、リライトする。
SNSで記事をシェアする。
「読まれない」からこそ、「どうすれば届くか」を試す。
これを繰り返すことで、少しずつ光が見えてくるはずです。


「努力しても報われない」と感じているあなたへ

もし今、「努力しても報われない」と感じているなら、
あなたはまさにスタートラインに立っています。

なぜなら、報われない努力を経験した人ほど、
「本質的な努力」を見つける力を持っているからです。

このブログは、“何者でもない人”のために書いています。
学歴もコネも資産もない。
あるのは、借金と、諦めきれない人生への未練。
そんな人間にしか見えない景色が、確かにある。


あなたも「100日チャレンジ」を、意味のある挑戦に変えてほしい

もしあなたが、何かを始めようとしているなら、
「とりあえずやる」だけではなく、“考えてやる”ことを意識してほしい。

私が100日間で学んだ最大の教訓は、

努力は、方向を間違えると残酷なほど無意味になる。

でも逆に言えば、

方向を掴めば、どんな小さな努力も人生を変える。

100日間、書き続けた私はまだ何も変わっていません。
奨学金も残っているし、未来が明るいとは言えません。
けれど、「行動しなかった頃の自分」よりは、
確実に、少しだけ前に進めています。

あなたの「100日」は、必ず何かを変える力を持っています。
だから、諦めずに、挑戦してほしい。
その挑戦が、いつか“本当の意味で報われる努力”に変わる日を信じて。


【まとめ】

  • 「100日続けても意味がない」と感じたら、それは気づきのチャンス
  • 書く目的・届ける相手・改善のサイクルを意識する
  • 努力は量よりも「方向性」
  • 続けるだけではなく、考えながら続けることが大切

さいごに

貧困の中で行動するのは、想像以上に苦しい。
でも、「それでもやった」という事実が、あなたの人生の資産になる。

100日続けても結果が出なかった私が言えるのは、ただ一つ。

“無意味な努力”なんて、やってみないとわからない。

やらなかった後悔より、やった後の失敗を選ぼう。
それが、弱者としての生き方であり、
同時に、そこから抜け出す唯一の方法なのかもしれません。

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