こんにちは、奨学金男です。
私は今、国家資格を活かした専門職でフルタイムで働きながら、奨学金総額2100万円という膨大な借金を返済しています。高校2年生のときに父を亡くし、母子家庭で育ちました。3浪して私立の6年制大学に進学し、卒業と同時に抱えたのがこの金額です。
独身、身長168cm。婚活市場で強みになるとは言えないスペックの中、人生の後半戦をどう戦うか、毎日真剣に考えています。
私についてはこちらの記事を読んでください。
今日は、「仕事と結婚の両立」について、現在独身だからこそ可能な仕事のボリュームと、これからの婚活・結婚生活とのバランスについて、率直に語っていきたいと思います。
独身だからこそできている「限界突破」な働き方
私の一週間は、まさに“時間をお金に変える”日々です。
朝から晩まで仕事。休日出勤も珍しくありません。残業にも可能な限り応じ、資格職ゆえの責任あるポジションもこなしています。
これができている理由は明確です。
独身だからです。誰かのために時間を使う必要がない。帰ってからの家事は最小限。睡眠時間も最低限。
食事はコンビニか外食、風呂はシャワーでちゃちゃっと済ませる。家にいる時間は「持ち帰りの仕事」か「回復」かで終わる毎日です。
結婚していたら、まずこの働き方は無理です。
家に人がいたら、帰宅後に会話する時間も必要になるでしょうし、休日に外出や家族サービスもあるはずです。
つまり、結婚は時間の再配分を意味します。そして、私にとって時間は=収入、すなわち奨学金返済の命綱です。
結婚したいけど…「相手に申し訳なさすぎる問題」
それでも、年齢的にも結婚は考えています。
誰かと一緒に笑い合える生活や、老後に一人で倒れるリスクを考えると、孤独は避けたい。婚活も本格的に始める予定です。
ただ、ここで1つ大きな壁があります。
「奨学金2100万円」の存在です。
これは“私個人の借金”ですが、結婚すれば少なからず家庭に影響します。
生活費を圧迫しないように、奨学金の返済は節約等を駆使して収入の中であまり無理のないペースで進めていますが、結婚すれば生活費そのものも増える。
子どもが欲しいと思ったら、出産費用、保育園、教育費…。
どう考えても、今のペースで仕事をしない限り、家庭を守りつつ返済を進めるのは難しいのです。
仕事量を減らすと、返済が止まる…でも家庭は守らなければいけない
結婚後、もし家族のことを優先して、仕事量をセーブした場合、何が起きるか。
- 収入が減る
- 毎月の返済ができなくなるかもしれない
- 精神的な焦りが増す
- 配偶者にも金銭面で負担をかけてしまう可能性がある
ここで私が一番恐れているのが、「相手に依存する形になること」です。
私は奨学金を借りた身として、自分の責任は自分で取りたい。
でも、その意志を貫こうとすれば、相手との時間は確実に削られる。
このジレンマこそ、「結婚しても今の仕事を同じように続けられるのか」という不安の根源です。
解決策を考える:理想と現実の狭間で
結婚しても働き続けたい。でも家族との時間も大切にしたい。
この両立を目指すために、いくつか現実的な解決策を模索しています。
① 相手に全てをオープンにする
奨学金の金額、現在の返済状況、仕事量、生活スタイルをすべて開示すること。
そのうえで理解してくれる人と結婚するしかありません。
② 家庭の時間と仕事のバランスを再構築
今は1日8〜15時間ほど働いていますが、結婚後は8時間以内に抑える必要があります。
そのためには、高単価な仕事へのシフトや、生産性の高い働き方への移行が必要です。
③ 完全な共働きを前提とする
お互いが経済的に自立している状態が理想です。
私の借金返済を支える必要はないが、家庭全体の生活費を一人で担うのは難しい。
その現実をきちんと伝えた上で、対等なパートナーシップを築ける関係を目指します。
「自分の価値」は奨学金の金額では決まらない
婚活を前に、自分のスペックを冷静に分析すると、「奨学金2100万円」「年齢」「身長」と、ネガティブな要素が並びます。
でも私は、自分の価値を“数字だけ”で決めるつもりはありません。
- 苦しい状況でも国家資格を取って働いていること
- 借金を自分で返済していること
- 将来のビジョンを描いていること
これらの要素は、簡単に数字では測れない「人間力」だと思っています。
結婚も仕事も、「誰かと一緒に頑張っていく」プロジェクトです。
相手がどんな人であれ、私自身がまず誠実であること、そして目の前の課題に逃げずに向き合うこと。
これが、唯一の生きる道だと信じています。
さいごに:あなたが結婚と仕事で悩んでいるなら
この記事を読んでくれているあなたが、もし奨学金の返済に苦しんでいたり、結婚と仕事の両立に悩んでいたりするなら、ぜひ一つだけ覚えていてください。
「誰よりも自分が、自分のことを諦めないこと」
私も正直、何度も「もう無理だ」と思いました。
でも、それでも生きていかなければならないのが現実です。
だからこそ、自分の人生に対して、自分自身が一番の味方でいようと決めました。
結婚してもしなくても、奨学金があってもなくても、
自分の価値を認めてくれる人と出会えるよう、これからも日々を丁寧に積み重ねていきます。
コメント