【奨学金2100万円男のつぶやき】婚活SNSを見ると、なぜか腰が重くなる理由

自分磨き・婚活

こんにちは、奨学金男です。

SNSで「婚活してます!」という投稿を見かけるたび、胸の奥がザワつく。

「幸せになるために努力してて偉いな」と思う反面、「自分には到底無理だ」と、気が重くなる。

婚活に関する情報を調べようとすると、まるで“別世界の住人”の活動記録を見ているような気持ちになってしまうのです。

私のプロフィールを簡単にお話しすると──
・身長168cm、独身男性
・奨学金の総額は2100万円超
・母子家庭で育ち、高校2年生のときに父を亡くし、三浪して私立の6年制大学へ進学
・国家資格を取得してなんとか社会に出たけど、いまだ奨学金返済のプレッシャーに苦しんでいる

私についてはこちらの記事を読んでください。

こんな自分が「婚活」なんて、言葉にするのもおこがましいのでは?
そんな感情が、SNSのタイムラインを眺めるたび、私の中で渦を巻いていくのです。


「婚活は投資だ」と言われても、余裕がない現実

「婚活は自己投資だよ」
「服装や清潔感を整えて、マッチングアプリも課金して、会話術も学ぼう!」

ネットで見かける婚活成功者の多くは、そう語ります。
でも──

じゃあ、毎月借金返済しながら、どうやって婚活に投資しろと?

「散髪は2ヶ月に1回程度」「服はユニクロかワークマン」そんな生活をしている自分には、清潔感すら“贅沢”に思える。

話し方? デートプラン? 清潔感?
いや、その前に“生きていくための現実”が、重すぎる。


「普通の男性像」が作り出す無言のプレッシャー

婚活SNSには、「年収1000万円以上」「高身長」「実家は23区」「車持ち」といった条件がズラリと並んでいることがあります。

もちろん、それが悪いわけではない。
そういう人が求められるのも理解できる。

でも──

私はそのどれにも当てはまらない。

・身長168cm
・母子家庭育ち
・奨学金2100万円以上
・3浪してようやく社会に出た

こういった「スペック」は、婚活市場において“負債”として捉えられることすらある。

SNSでは「弱者男性お断り」「奨学金を借りている人は対象外」なんて言葉も見かけた。
冗談に見せかけた、残酷な“現実”の一端。

そんな投稿を見るたび、
「やっぱり、自分は婚活してはいけない側の人間なんだ」と思ってしまう。


「結婚=幸せ」の方程式から、はじき出される不安

奨学金返済のため、休日も仕事に奔走しています。
友人なんていないから、結婚式にも行ったことはないし、友人と遊ぶこともない。

それでも、どこかで思っていました。
「いつか自分も、誰かと家庭を築きたい」と。

だけど現実はどうか?

「結婚したら世帯収入が上がる」
「子育ては大変だけど、家庭があると頑張れる」

そう語る人たちは、スタートラインが違う。
私はまだ、自分ひとりの生活すら“綱渡り状態”なんです。

だから「婚活すれば幸せになれるよ」という声に、素直に希望を抱けない。
むしろ、「自分には無理だ」と突きつけられている気分になる。


それでも「恋愛や結婚をあきらめたくない」と思う瞬間もある

とはいえ、心のどこかでは思うのです。

誰かと食卓を囲んで、
「おかえり」と言い合える関係があったら、どれほど心が安らぐだろうか、と。

母子家庭で育った私は、
家に誰かが待っていてくれる生活に、ずっと憧れがありました。

ひとりでコンビニ弁当を食べながら、
ふと「これが一生続くのかな」と思うと、胸が締めつけられる。

婚活を頑張っている人たちはすごい。
SNSで婚活のことを書いている人を見ると本当に苦労していることがわかる。
自分はそんな現実から逃げている。
その場所に自分が飛び込むには、勇気と余裕があまりにも足りない。

それが、「腰が重くなる」正体なんだと思います。


同じように感じている人へ──「立ち止まっててもいい」と言いたい

ここまで読んでくれたあなたも、
もしかしたら私と似たような気持ちを抱えているかもしれません。

「婚活したいけど、条件で足切りされそう」
「奨学金返済だけで精一杯」
「恋愛とか、もう自分には関係ないと思ってる」

そんなあなたに、私は言いたい。
「そのままの感情でいい」って。

無理にポジティブにならなくていい。
婚活しなきゃダメってこともない。
「今はしんどいから、動けない」──それも立派な“選択”です。


未来の自分へ、そして読んでくれたあなたへ

正直、私はまだ「婚活」を語れる立場じゃありません。
でも、語れないまま黙っていたら、誰かが孤独に埋もれてしまうかもしれない。

だから、こうして文章にしています。

このブログでは、
・2100万円の奨学金返済のリアル
・母子家庭で育ったこと
・貧困やコンプレックスと向き合ってきた過程
・そして、どうやって生きる希望を少しでも持てるようになったか

そんなことを綴っていきたいと思っています。

婚活はずっとしたいと思っていますが、まだ行動に移せていません。

婚活に関する記事も、いつか「動けたとき」に書けるかもしれません。
そのときはまた、ここでお話しさせてください。


あなたの人生が、今どんな場所にあってもいい。
そして、私のような人間でも、何かを変えていける可能性があるなら──
その一歩を、一緒に探していきませんか。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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