【自己効力感と奨学金と貧困】「今日は何もできなかった…」とき、私が夜ふかししてしまう理由

人生論・貧困・奨学金

こんにちは、奨学金男です。

私は、奨学金の返済総額が2100万円以上あります。
母子家庭で育ち、高校2年生のときに父を亡くし、そこから3浪して私立の6年制大学に進学。
国家資格を取得し、今はなんとか働いて生きています。
身長168cm、独身、多額の負債持ち。いわゆる「弱者男性」とラベリングされやすい属性を多く持っている自覚があります。

私についてはこちらの記事を読んでください。

それでも、私は生きていくために、そして人生逆転のために借金を選びました。
学費、生活費、交通費…すべてを奨学金でまかなった時代がありました。

私は、何もしなかった日は、夜寝るのが遅くなります。
きっと自己効力感が低くなって、「今日もダメだったな」と感じるからだと思います。
やるべきことをできなかった罪悪感や不安をごまかすために、SNSを見たり、動画を流したり、何も考えずに時間を浪費してしまう。
そして気づいたら深夜。翌朝も寝不足で、自信を失ったまま次の日が始まる。

こんな負のループを、私は何度も繰り返してきました。
でも、私のように「お金がない」「時間がない」「選択肢が少ない」環境にいた人間ほど、小さな行動の遅れが命取りになると思っています。


自己効力感とは?

『自己効力感(じここうりょくかん)』とは、簡単に言えば「自分ならできる」という感覚です。
心理学者バンデューラによって提唱された概念で、「自分がある行動をうまくこなせるという信念」のことを指します。

自己肯定感は、「ありのままの自分の存在価値を認める感情」ですが、この自己効力感は「自分には目標を達成する能力がある」と認知する状態です。

この感覚が高い人は、「やればできる」と思えるので、行動が早く、目標達成にも前向きです。
一方で、自己効力感が低い人は、「どうせ自分には無理」「やっても失敗するだけ」と感じてしまい、行動を起こせなくなります。

私自身、奨学金の重圧、貧困、孤独感の中で、この自己効力感がほぼゼロかもしれません。
毎日何もできずに過ぎていくことに焦りながらも、「どうせ何をしてもダメだ」と思って、手が止まってしまう。
そのときの「何も達成できない日」の夜は、本当に辛いものです。

だからこそ今は、少しでも「今日の自分はやったぞ」と思えるような行動を意識しています。
もちろんできない日も多いですが、この自己効力感を取り戻すために、私は毎日の小さな達成感を大事にしています。


自己効力感のなさと、夜ふかしの関係

今日は何も達成できなかった。
何をしてたんだろう、自分。
あれもこれも先延ばしにして、やる気が出なくて…。

そんな日ほど、私はなかなか眠れません。
スマホを眺め、ダラダラして、深夜になってようやく布団に入る。
そしてまた朝起きられない。

自己効力感が低いと、行動力も落ちて、さらに自己肯定感も下がる――負のスパイラルです。
私はこのループに何度もハマって、抜け出せず苦しんできました。

でも、それが借金を抱えた人間にとっては、非常に危険なのです。


「先延ばし」が人生を詰ませる現実

例えば、奨学金の返済。私は今、月々の返済をしつつNISAで積立投資もしています。
繰り上げ返済はしていません。利息も計算した上で、長期的な視野を持つ戦略を選んでいます。

でも、もし「自己効力感の低さ」で無気力になり、仕事を失ってしまったら?
病気で働けなくなったら?
先延ばしで確定申告を忘れて、延滞金がついたら?
そういう「ちょっとした油断」が、私たちのような弱者にとっては命取りになるのです。


過去の自分に伝えたい「1ミリの行動」の価値

私が最も後悔しているのは、「行動できなかった日」を繰り返してしまったこと。
たとえ10分でも、「今日はこれだけやった」と思える日と、
「何もしなかった」と自覚する日では、自己評価がまったく違う。

だから私は、毎日“1ミリ”でも前に進むことを意識しています。

  • ブログを書く
  • 家計簿の内訳を整理する
  • 本を1ページだけ読む
  • 体を動かす

たったこれだけでも、「今日も自分、やったな」と思える。
そしてその積み重ねが、奨学金返済生活を支える土台になるのです。


■ 弱者男性こそ「小さな勝ち」を積み上げるしかない

年収が低い
奨学金という借金がある
見た目が良くない
実家が貧困

世の中には、どうしようもない「詰み」がたくさんあります。
でも、だからこそ、「今日、1個だけでも達成した」という実感を持ち続けることが、生き抜く鍵になる。

私のような弱者男性にとって、
「寝る前に少しだけ行動できた日」が、
人生を変えるきっかけになると信じています。


■ 「今日もダメだった…」と思った人へ

もしあなたが、この記事を夜中に読んでいるなら――
それはもしかすると、「今日、何もできなかった」と感じている日なのかもしれません。

でも、ここまで読んだあなたは、少なくとも「情報を得ようとした」人間です。
それは立派な行動です。
だから、寝る前にこう思ってください。

「今日は、ブログを1記事読んだ。自分を知ろうとした。それで十分だ」と。

そして、明日。
たった5分でもいい。
自分の未来に投資してみてください。
NISAでも、勉強でも、筋トレでも、副業でも。

「私は、あの日から変わったんだ」と思える未来は、
今日この瞬間から始まります。


さいごに:奨学金返済生活でも人生は変えられる

借金があっても、
貧困家庭に育っても、
弱者男性でも、
人生を変えることは可能です。

でもそのためには、「今日、やるべきことをやる」必要があります。
何も成し遂げなかった日は、きっとまた眠れなくなる。
だから私は、小さな1歩を意識するようにしています。

私のこのブログでは、
✔ 奨学金返済のリアル
✔ 貧困と精神の問題
✔ 弱者男性が這い上がるための具体的行動
などを赤裸々に綴っていきます。

もし少しでも共感したら、また読みに来てください。

あなたの「夜ふかしの理由」が、
少しでも前向きなものに変わるように――

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