こんにちは、奨学金男です。
私は現在、総額2100万円以上の奨学金を抱えて生きている30代の独身男性です。
高校2年生の時に父を亡くし、母子家庭に。そこから3浪を経て6年制の私立大学に進学。某国家資格を取得して社会人になりました。身長は168cm、独身。繰上返済はせず、NISAでの積立投資を続けながら、毎月コツコツ返済を続けています。
私についてはこちらの記事を読んでください。
しかし――。
そんな私には、致命的な弱点がある。
それが「お金にズボラ」な性格です。
(いや、お金以外にもズボラなのですが、それは今度ブログに書きます。)
- 使ってないサブスクを解約せず放置
- 貯まったポイントの有効期限を逃す
- レシートは見ない、家計簿は三日坊主
- 「まあいっか」でATM手数料を払う
- 同じものをAmazonで2回買ったこともある(何回も)
今日はそんな「ズボラな私」が、自分のお金との付き合い方を見直し、少しずつ変わっていった過程をお話しします。
この記事が届いてほしいのは、かつての私と同じように「奨学金の返済に悩みながらも、お金の管理が苦手」というあなたです。
ズボラな自分を放置したまま生きるリスク
「別にズボラでも、生きていけるし」
そう思っていました。いや、今もどこかで思っている部分があります。
しかし、奨学金の返済が始まり、社会人になって数年経った頃、ふと通帳を見て思いました。
「働いてるのに、なんでこんなにお金残ってないんだ?」
原因は明白でした。
- 不要なサブスク
- コンビニで間食やコーヒーを買う
- 支払いの滞納で余計な費用も払わされる
“見えないムダ遣い”で損していたのです。
無駄な出費がなければ、投資信託が買えた。
無駄な出費がなければ、自己投資に使えた
無駄な出費がなければ、親孝行ができた。
でも、私は「気づかないうちに、無駄に消費」していました。
私が始める「ズボラ脱却」の5ステップ
そんな自分を少しでも変えたくて、始めたこと、始めようと思っていることがあります。
1. 家計簿アプリを使う
私は何回も家計簿作成に心が折られています。
毎回「レシートを全部記録しよう!」と意気込むものの、ズボラ人間には無理です。
私は思い切って家計簿アプリを使うことにしました。
そしてクレカや銀行口座を連携して勝手に記録されるようにしています。
月に1回、内訳を整理しています。
ズボラなのでたまに現金の使用履歴を手入力し忘れるのですが、そこは金額が合うように帳尻を合わせています。
また、なるべくそういうことが起こらないようにクレカを使うようにしていますし、内訳の整理の時間をあまりかけたくないので、なるべく買い物をしないようにしています。
2. 固定費は自動引き落としにする
私がどれくらいズボラかというと、毎月支払いのあるものを銀行口座やクレカでの自動引き落とし設定することもしないくらいズボラです。
それで払い忘れによる延滞利息?みたいなのを何度払ったことか…。
毎月の固定費は自動引き落としされるようにしています。
3. 先取り貯金をする
お金はあればあるだけ使ってしまうので、給料が振り込まれたらまず先取り貯金をします。
その上で、余ったお金で生活をします。
そうしないと貯金ができませんでした。
4. ポイントはすぐに使う
ズボラ人間は「管理しようとする」から失敗します。
ポイントはクレカを使うと自動的に使用されるように設定しています。
ポイントを管理しようとするリソースがもったいないです。
5. サブスクを全部棚卸し → 本当に使ってるものだけに
最後に「サブスクの断捨離」です。
これはまだやれていません。
一度「契約中のサービス」をリストアップしてみます。
使っていないものがたくさんあるはずです。
結果は、そのうち公開します。
それでも「ズボラ」は完全には治らない
ここまで言っておいてなんですが――
私は、今でもズボラです。
でも、それでいいんです。
完璧を目指すより、“気づいて、立て直せる自分”をつくることが、ズボラ人間には必要なのだと感じています。
お金との距離感が変わると、自己肯定感が上がる
ズボラ脱却を目指す過程で、少しずつ変わったことがあります。
- 家計簿で先月よりも出費が少ないとうれしい
- 失効っするポイントがないと得した気分になる
私は奨学金の返済という“大きな負債”を抱えています。
でも、それに押し潰されるのではなく、「小さな成功体験」を積み重ねることで、自分の人生をコントロールできる感覚が得られるようになったのです。
さいごに:あなたもズボラで大丈夫
今このブログを読んでいるあなたが、もし「ズボラでお金の管理が苦手」だとしても、心配しないでください。
私は今現在もそうです。
でも、なにか行動をを始めるだけで、人生は少しずつ良くなるはずです。
- 家計簿アプリを入れてみる
- いらないサブスクを解約する
- 積立NISAを少額から始めてみる
完璧じゃなくていい。失敗してもまたやり直せばいい。
自分を責めないお金管理、それがズボラな私たちにとっての現実的な選択肢なのではないでしょうか。
まとめ:ズボラを受け入れて、味方にしよう
ズボラな自分を否定する必要はありません。
むしろ「ズボラでもできる仕組み」をつくることで、お金との距離は確実に縮まります。
奨学金2100万円。母子家庭、168cmの独身。そんな私でも、「少しずつ変わること」はできています。
あなたも、きっと変われます。
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