【ポイ活の真実】2100万円の奨学金を抱えた独身男が語る「貧困×弱者男性×積立投資とポイ活の距離感」

人生論・貧困・奨学金

こんにちは、奨学金男です。

私は現在、2100万円以上の奨学金を抱えながら、毎月の返済を続けています。身長168cm、独身。高校2年生のときに父を亡くし、母子家庭に。そこから3浪して、6年制の私立大学に進学し、国家資格を取得しました。

私についてはこちらの記事を読んでください。

本記事では、そんな私がどのように「ポイ活」と向き合ってきたのか、そしてなぜポイ活はやらないという選択をするに至ったのかを、リアルな体験談を交えてお話しします。


ポイ活とは? そして「やってたけど、やめた」理由

「ポイ活」とは、ポイント活動の略称で、買い物やサービス利用などで貯めたポイントを日常生活に役立てる節約術です。

私も数年前までは、がっつりポイ活をしていました。アンケートサイトに回答したり、広告動画を視聴したり、ポイントサイト経由でクレカを作り、時にはゲームやサービスの初回登録だけで数千円の還元を得ていました。

でもある日、ふと思ったのです。

「時給換算すると……これ、めちゃくちゃ効率悪いな」

ポイ活の多くは、「お得に見えて、時間が消える仕組み」だと気づいたのです。


時間と手間 vs お金の価値

例えば、1つのクレジットカードをポイントサイト経由で作ると5,000〜10,000円分のポイントがもらえることがあります。しかし、そのためには:

  • 利用条件を満たすための買い物(強制的な出費)
  • 年会費のチェック
  • 解約タイミングの管理
  • クレヒスへの影響

これらを全部調べ、考え、対応する必要があります。

アンケートの回答や広告動画視聴も同じ。数円〜数十円のためにスマホをポチポチする毎日。時間単価を考えたときに、そんな数円~数十円のために時間を浪費するよりも有意義な時間の使い方があると思いました。


じゃあ「ポイ活」完全否定派なの?

いえ、そうではありません。

私は「勝手に貯まるポイントは全部もらう」主義です。具体的には:

  • クレジットカードの還元ポイント
  • Amazanや楽天市場で買い物をしたときにもらえるポイント
  • 旅行サイトの利用で勝手についてくるポイント
  • ふるさと納税でもらえるポイント(2025年10月からもらえなくなります)

これらは「いつもの生活の中で自然に貯まる」もの。つまり、時間を使わずに“得”するポイ活です。


「奨学金返済 × ポイ活」で見えてきたリアル

ここで本題に戻ります。

2100万円という奨学金。毎月の返済は軽くありません。

正直、「1円でも節約したい」「少しでも収入を増やしたい」という気持ちは強くあります。ですが、それと同時に「将来のための時間投資」も無視できません。

例えば、空いた時間に収入増のための勉強をする。自分の教養や視野を広げるために外に出る。これらの方が、長期的には確実にリターンが大きいのです。

ポイ活をすることで1日1円の節約ができるよりも将来得られる金額が多くなりそうなことに時間を使いたい。私は、そちらに注力することにしました。


ポイ活よりも大事にしたい3つのこと

1. NISAで積立投資

私は現在、NISA(新NISA)を活用して毎月積立投資をしています。ポイ活よりも効率よく、お金が“働いてくれる”仕組みです。

奨学金を繰り上げ返済せず、あえて資産形成に振り分けるこの戦略。インフレリスクや、繰上返済後に手元資金が減るリスクを考えた上での選択です。

2. 自己投資

ポイ活を始めた理由として、使えるお金を増やしたいという気持ちがありました。しかし、実際にやってみると時間を浪費するばかりで使えるお金が増えたかというとそんなことはありません。

それなら時間を自己投資に使い、今すぐには使えるお金が増えなくとも、将来的に使えるお金が増えるようにしようと考えました。

3. 家計管理

ポイ活で時間を浪費するよりも、家計簿をつけて削れる固定費を見直す。家計管理に時間を使った方が使えるお金は明らかに増えます。


読者へのメッセージ:あなたにとっての「本当の節約」とは?

ポイ活は、目先のポイントにつられてしまって得をしている気になるかもしれません。
しかし、時間の切り売りになってしまい、時間単価に合わない場合があります。
それならばアルバイトをした方が時間単価は得られます。

また、時間を使うなら収入を増やすよりも支出を抑える方が簡単です。

もしあなたが「奨学金が重い…」「将来が不安…」「副業を始めたいけど時間がない」と感じているなら、一度立ち止まって考えてほしいのです。

「このポイ活、本当に“得”してる?」

もし、5円得するために15分かけているなら、その15分でできることは他にもあるかもしれません。たとえば:

  • 家計簿をつける
  • 資格試験の過去問を1問解く
  • 本を読む

そういった“自分に投資する時間”を作るほうが、長期的には節約にもなるし、収入にもつながります。


結論:「やらないポイ活」が人生を変えるかもしれない

ポイ活が悪いわけではありません。ただ、「どこに時間を使うか」が人生の分かれ道だと、私は感じています。

2100万円という奨学金を背負った私が選んだのは、「やらないポイ活」「でも、もらえるものはもらう」という折衷案。そして、その分の時間を未来の自分のために投資する。

もし、あなたが今、「人生が詰んでいる」と感じているなら、ポイ活をやめることも選択肢の一つです。そして、その空いた時間で「自分の価値を上げる」ことに挑戦してみてください。


さいごに:あなたの声を聞かせてください

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。

もし共感してくださったら、コメントやSNSでシェアしてもらえると嬉しいです。

このブログでは今後も、「奨学金返済」「貧困」「弱者男性」といったテーマに真正面から向き合って、リアルを発信していきます。

どうか、一緒に乗り越えていきましょう。

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