こんにちは、奨学金男です。
私は現在、総額2,100万円の奨学金を返済中です。
高校2年生のときに父を亡くし、母子家庭で育ちました。3浪して6年制の私立大学に進学し、国家資格を取得。背中には“超重量級の借金”がずっしり。
身長168cm、独身、そして「弱者男性」と呼ばれるカテゴリーに位置しているかもしれません。
でも私は、そんなラベルを自虐ネタに変え、奨学金返済と投資、そして生き方について情報発信をしています。
私についてはこちらの記事を読んでください。
そして今回お伝えしたいのは――「トイレには神様がいる」という話。
これは単なる歌のフレーズではありません。私の人生観、そして“弱者男性”が生き残るための知恵に深く関わっているのです。
「トイレの神様」との出会い
2010年に植村花菜さんが作詞・作曲・歌唱した楽曲として「トイレの神様」があります。彼女自身の幼少期の実体験を基に、おばあちゃんとの思い出や教えが描かれた曲です。
この曲と出会ったのはちょうど私が浪人しているときです。そして、あることに気が付きました。
自宅のトイレはいつも綺麗だと。
それまで気づかなかったのですが、良く見てみると母が毎晩掃除をしてくれていました。
奨学金返済と“トイレ掃除の教え”
奨学金返済はマラソンのようなものです。
短距離走のように全力で繰り上げ返済するより、一定のペースで走り続ける方が、長く戦える。
これからの人生には結婚資金、老後資金、親の介護…あらゆる出費が待ち構えています。
普通なら「繰り上げ返済して早く楽になりたい」と考えるほうが正解かもしれませんが、私はあえて繰り上げ返済はせず、毎月定額を返済しながらNISAで積立投資を続けています。
なぜなら、「お金の流れをコントロールする力」こそが、弱者の最大の武器になると考えているからです。
急いで返すより、未来の自分を助ける資産を育てる方が、長期的に有利になる可能性が高い。
これは数字とシミュレーションで導き出した、私なりの戦略です。
母が毎日していたトイレ掃除は、まさにその精神でした。
たとえ忙しくても、小さな習慣をやめない。
誰も見ていないところで環境を整え続ける。
その積み重ねが、結果として家族を支え、私に新しい価値観を教えてくれました。
トイレ掃除が教えてくれた「弱者の戦い方」
弱者男性、貧困層、奨学金返済者――こうした立場の人間は、表舞台で一気にのし上がることは難しいです。
派手な逆転劇よりも、地味で見えない積み重ねが勝敗を分けます。
トイレ掃除を例にすると、こんな教訓が得られます。
- 小さなことでも積み重ねれば必ず変わる
水垢や汚れは、毎日少しずつ落とすことでピカピカになります。借金も同じで、毎月コツコツ返すことが大切。逆に放置していたらどんどん汚れて、汚れも落ちにくくなります。 - 人の見ていないところでの行動が差を生む
SNSでの自己啓発アピールよりも、日々の生活習慣の改善こそが本当の資産。母は誰に見せるでもなく掃除を続けました。その習慣はお金の管理にも通じます。 - 清潔な環境は精神を整える
お金の管理も同じで、収支の記録や投資の積立は「見えない部分の整理整頓」。
貧困から見える「お金の真理」
お金に苦しんでいると、どうしても短期的な視点になりがちです。
「今月乗り切ればいい」「今の支払いさえ終わればいい」…でも、それではずっと同じ場所に留まってしまいます。
母は決して裕福ではなかったけれど、「環境を整える」ことで私の心を安定させてくれていました(母の心はどうだったかわかりませんが・・・)。
私もそれを真似し、奨学金を返しながらNISAで積立投資を続けています。
私が気づいたのは、お金は“時間”と密接に関わっているということ。
トイレ掃除と同じで、「コツコツ続ける」人が強くなります。
- 奨学金返済は定額でコツコツ
- NISAで毎月インデックス投資
- 生活費を見直して固定費を削減(家賃、通信費、保険)
この3つを守れば、貧困に苦しむ弱者男性でも10〜20年後に逆転できる可能性があると本気で思っています。
■ 「弱者男性」は“泥臭さ”を武器にしろ
私は身長168cm、特別なコネも家柄もなく、恋愛市場でもおそらく高得点は取れません。
でも、それを嘆くよりも「泥臭くやり抜く」方が、自分の武器になります。
泥臭い努力は派手さがない分、ライバルも少なく誰でもできる。
トイレ掃除を毎日やる人が少ないのと同じで、地道な習慣を続けることは、実は最強の差別化だと思っています。
母のトイレ掃除も、誰からも評価されない泥臭い努力の一つ。
それこそが、家族を支え、私の人生を支えた資産のひとつでした。
■ 読者へのメッセージ
もしあなたが、これから奨学金を借りようとしているなら――
もしあなたが、すでに返済で苦しんでいるなら――
覚えておいてほしいのは、「弱者にも勝ち筋はある」ということです。
トイレを磨くように、目の前のことを整え続ければ、必ず運とチャンスが回ってくると思います。
私もまだ返済の途中ですが、必ず運とチャンスが回ってくると思いながら将来の自分に仕送りしている感覚で生きています。
■ まとめ
- トイレ掃除=「誰も見ていないところで環境を整える」行為
- 奨学金返済も同じく、コツコツ続けることが成功の近道
- 弱者男性でも資産形成は可能(固定費削減+積立NISA)
- 泥臭い努力は最大の差別化ポイント
最後に、私はこれからも奨学金返済と投資のリアルを発信し続けます。
これだけトイレ掃除について熱く語りましたが、私は気が向いたときにしかトイレ掃除をしていません。
私はこれからトイレ掃除をします。
あなたも今日、まずはトイレを磨いてみませんか?
そこから人生が動き出すかもしれません。
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