こんにちは、奨学金男です。
「弱者男性」という言葉、あなたはどう感じますか?
私は、正直最初にこの言葉をネットで目にしたとき、心の奥をズンと突かれたような感覚になりました。身長168cm、母子家庭育ち、3浪して6年制私立大学を卒業し、奨学金総額2100万円以上。独身。非モテ、友人はゼロ、趣味もない。まさに、ネットで言われる“テンプレ弱者男性”そのもの。
でも、そんな自分が今、こうしてブログを書き、NISAで積立投資をしながら未来に向かって進めています。
この記事では、私自身の体験を交えながら、
- なぜ「弱者男性」というラベリングに苦しむのか
- 自虐と自己分析の違いとは何か
- 弱さを「武器」にするにはどうすればいいのか
を、実例と考察を交えて語っていきます。
私と同じように、奨学金の返済に追われ、自己肯定感が低くなってしまっている人。
「どうせ自分は…」と諦めモードに入ってしまっている人。
そんな方に、ぜひ最後まで読んでもらいたいです。
「弱者男性」という言葉が突き刺さる理由
インターネットでは今、「弱者男性」というラベルが飛び交っています。
学歴・身長・収入・家族構成・恋愛経験など、多くの要素を数値化して、あたかも“生まれながらの敗者”のように断定される。そんな風潮があります。
この言葉の問題点は、「当人の声」が反映されないこと。
つまり、「周囲が勝手に決めた“属性”で分類される」点にあるのです。
僕は高校2年の時に父が亡くなり、母子家庭になりました。
母はダブルワーク、トリプルワークで働きながら私を育ててくれました。
大学受験は3浪しました。6年制私立大学に進学したものの、学費と生活費のために2100万円以上の奨学金を借りました。
今、国家資格を持って働いています。
返済は20年かかります。
そんな僕が、「弱者男性」とネット上でカテゴライズされ、笑われている現実を見たとき、思いました。
「自分の人生を“他人の定義”で語られる筋合いはない」と。
自虐と自己分析は似て非なるもの
「俺、マジで人生詰んでるわ」
「どうせ何やっても無理だし」
こうした言葉、つい言ってしまいがちですよね。
特に私のように、社会的に「弱者」とされる要素を複数持っていると、自虐が日常のようになってしまう。
でも、ある時ふと気づいたんです。
「自虐って、意外と“楽”なんだ」と。
・笑いにできる
・周囲から「そんなことないよ」と言われる
・自分を守れる
でも、自虐は何も解決しません。
それどころか、「自虐=自分の限界ライン」として刷り込まれていく恐れがあります。
一方で、自己分析は違います。
例えば、私は168cmと身長が低めです。恋愛面では不利かもしれません。
でも、その代わり、細身で清潔感を意識すれば、服装や髪型で十分にカバーできると思います。そのため、今ダイエットに勤しんでいます。
学費を賄うために2100万円以上の奨学金を借りたのも事実。
でも、それで国家資格を得て、安定した職につけたのも事実です。
自己分析は、弱みと強みを冷静に見つめ、戦略を立てる作業です。
自虐は「現実逃避」ですが、自己分析は「現実把握」です。
奨学金2100万円以上の現実と向き合って
私は現在、奨学金の返済を繰り上げせず、通常通り毎月返しています。
一方で、NISAを活用し、積立投資をしています。
節約しつつ、未来の自分にリターンを残す。
これもまた「自己分析」の一環です。
自虐なら、「こんな借金、もう終わりだ」となるでしょう。
でも、私は違う。戦略的に返済しつつ、投資によって“時間を味方にする”ことを選びました。
この姿勢を「弱者男性」と笑う人がいたとしても、構いません。
なぜなら、私は私の人生を“自分の頭で考えて”進んでいるからです。
「弱者」であることを認める勇気
大事なことは、「強がらない」ことだと思っています。
私は弱いです。要領も良くない。体力も平均以下。
社交性もあまりない。恋愛経験も乏しい。
でも、それが「終わっている」という意味ではありません。
むしろ、弱さを正確に認識し、それに対応した“行動”を取ることこそ、強さではないでしょうか?
自虐ではなく、自己分析。
被害者意識ではなく、戦略的な対処。
その姿勢があれば、「弱者」という言葉さえ、自分の武器に変えられます。
弱者男性が「お金」で自由を得るには?
私がまず始めたのは「家計の見直し」です。
- 固定費の削減(格安SIM、保険見直し)
- 支出管理(家計簿アプリで管理)
- 積立NISA
弱者男性は「つながり」と「言語化」で強くなる
私がブログを始めた理由は、「同じ境遇の人に自分の声を届けたい」と思ったからです。
孤独は心を蝕みます。
誰にも相談できず、ネットの過激な言葉に影響され、自己否定に走る。
それが、一番怖い。
でも、自分の経験を言語化し、発信し、誰かの共感を得られたとき、人は強くなれます。
自分の弱さを「晒す」のではなく、「伝える」。
あなたの苦しみも、きっと誰かに届くはずです。
私はそう信じています。
最後に:「弱者男性」という言葉に振り回されるな
「弱者男性」という言葉は、現実を切り取った言葉にすぎません。
でも、それが「未来を決める言葉」ではないのです。
人生はラベリングで終わらない。
あなたが、あなたの人生をどう生きるかで決まります。
私もまだ返済中で、まだ独身で、なにもなし得ていません。でも確実に前に進んでいます。
自虐ではなく、自己分析を。
ラベリングではなく、戦略を。
諦めではなく、積み重ねを。
このブログでは、これからも「弱さと向き合う力」について書いていきます。
奨学金の返済、節約術、投資、副業、恋愛、人間関係。
私自身の体験談をベースに、少しでも誰かのヒントになれたら嬉しいです。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
コメント